月とバーベキュー!
台湾・秋のイベント中秋節
満月の夜、台湾の街は月餅ではなくバーベキューの煙に包まれます。家族と友人が炭火を囲む台湾らしい中秋節をご紹介。
この日は、1年で最も美しいとされる満月を眺め、家族の円満や健康、収穫に感謝を捧げる日。
※2026年の中秋節は9月25日(金)
中秋節と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、月餅を食べながら静かに満月を眺める夜でしょうか。台湾で暮らしていると、この日の主役は月餅よりもむしろ「烤肉(カオロウ)」、つまりバーベキューだと気づかされます。夕方になると、マンション前の駐輪スペースや公園の空き地に折りたたみ式のコンロが次々と並び、街のあちこちから香ばしい煙が。
なぜ台湾の中秋節は「烤肉」なのか

台湾の中秋節にバーベキューをする習慣は、実は歴史が浅いんです。1980年代の醤油メーカーのCMがきっかけで一気に広まったといわれ、今ではすっかり台湾独自の年中行事として定着しました。友人や親戚などを誘い、肉や海鮮、野菜を炭火で焼きながら夜通し語り合う!それが台湾流の月見なんです。
- 家族や近所を自然に集める口実になるコンロと網さえあれば準備は簡単。誰かの家の前や公園に集まって「一緒に烤肉」と声をかけるだけで、自然と人が集まる夜になります。
- 秋の夜、外で過ごすのが心地いい台湾の夏の厳しい暑さが少しやわらぐ頃。夜風にあたりながら火を囲む時間は、一年のうちでも特に気持ちのいい季節の過ごし方です。
- 「円満」を分かち合う行為そのもの満月が象徴する「欠けることのない円満」を、みんなで同じ鉄板を囲んで食べることで体感する、そんな意味合いも込められています。
月餅と文旦、二つのごちそう

もちろん伝統的な月餅も欠かせない。台湾では蓮の実あんや小豆あんに加え、卵黄を丸ごと包んだ蛋黄酥(ダンホアンスー)が特に人気で、この時期は老舗菓子店の前に長い行列ができちゃうんです。

もう一つの主役は文旦(ブンタン/柑橘類)。ちょうどこの時期に台湾各地の文旦が旬を迎え、市場やスーパーには山のように積まれます。皮を剥いて房のまま食べるのはもちろん、文旦は大きいので子どもたちは剥いた皮を帽子のようにかぶって遊ぶのも、台湾の中秋節らしい微笑ましい光景です。
中秋節の夜、こんな過ごし方
残暑の肌には、台湾生まれのヘチマケアを

炭火の煙と夜風を浴びながら過ごす中秋節の夜は、肌にとっても少し特別な時間。そんな時期におすすめしたいのが、台湾で長く親しまれてきたナチュラルコスメブランド廣源良(コーゲンリョー)です。「天然・台湾製造」を貫き、台湾の人であれば誰もが一度は手にしたことがあるといわれる定番ブランドで、なかでもへちま化粧水は、みずみずしくさっぱりとした使い心地で、誰もが使いやすいやさしいロングセラー商品です。
まだまだ残暑が残る時期にも、冷蔵庫で冷やしたヘチマミストをひと吹き。メイクの上からも使いやすく、この季節のちょっとしたセルフケアとして取り入れてみてみませんか。
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